なんてこった!向こう1ヶ月の仕事が無くなった!!

夕方売り場のマネージャーから電話があり。

 

「緊急事態宣言を受けて当店は明日から5月6日まで〇・〇階フロアを休業にします」

「有給を使いたい人は使ってOKです」

「有給ない人や、有給使いたくない人は店都合の欠勤扱いになるので無給になります」

「ただし店都合の欠勤扱いなので勤怠はつきませんので安心して下さい」

「希望者は食品フロアで食品レジか加工食品の品出しの応援をしてもらうことになります」

「その場合、勤務時間はご自分の契約時間通りに勤務してもらいます」

 

あーーーー!!!なんてこったい!!!

 

 

「・・・いもようかんさん、有給あと1日だね・・・」

「ハイ・・・」

「詳細が決まるのはもう少し後だから夜また電話します」

 

 

どうしようーーー。

パートの給料がないと家計が厳しい。こうなったら食品レジはいやだとか言ってられない。でもなぁ・・・。

 

悶々としながら過ごしてたら9時ちょっと前、再び電話。

 

「結局上から通達が出ないんだけど、どうする?明日出勤日だよね?」

「上(店長とかエライ人)は差しあたって明日明後日の予定が知りたいようなんだ」

 

意を決して出勤します、と答えた。実際行ってみないと様子がわからないので、明日明後日行ったらその後どうするか決めます、と。

 

 

全く仕事がなくなって見通しが立たない人もいる中で、ワタシなど全然マシだろうがやっぱりキツイなぁ。 とりあえず寝て気をとりなおし、明日出勤してみよう。

在宅勤務、ワガヤの場合

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昨日着物のお着替えごっこで遊んでブログに上げてたら、在宅勤務中のオットに白い目で見られたよorz 

 

そう、昨今不要不急の外出はしないでね、ということもあり、オットが常駐請負している会社も在宅勤務となっている。(オットの仕事は業務請負のエンジニア)最初のうちは「う~ん、在宅は週1か2ぐらいかなー」と言ってたのだが、今週は週4。今日はどうしても出勤しなければならず先ほど出かけていったが。基本的にコミュニケーションはスカイプで行っているらしく、たまに声が聞こえてくる。

 

ワガヤではムスメが使ってた部屋を仕事部屋にしている。

ムスメの机もそのまま流用。

ラジオつけて仕事してる様子だけど、仕事中なのでワタシは極力静かにしている。

 

お昼はどうする?と聞いたら、「運動不足になるから散歩がてらどこかで食べてくるか買ってくる」と言うので、ワタシは家に居れば冷蔵庫の残り物をテキトウに食べる。オットは近所のインド料理店のワンコインランチに凝っているらしい。通勤時に片道20分のウォーキングをしてたのがなくなったのと、週2の市のフィットネスジム通いもできなくなり(市の施設休業中で)、先日は週末の外出自粛要請を受けてボクシングジムも休館になり、苦肉の策らしい。

 

ワタシは在宅時は午前中に掃除機掛けをしたいんだけど、オットは「気が散るから」と掃除機を嫌がったのでクイックルで済ませている。今はまだホットカーペット敷いてるから掃除機も使いたいんだけど、コロコロでガマン。まあ、ホットカーペット使うのもあとちょっとだろうし、このままやり過ごす。

 

在宅勤務になった事でいろいろと変化に対応しなきゃならない面もあるのだけれど、ワガヤは概ね対応できていると思う。「通勤ラッシュに遭わないのはやっぱりラクだなぁ」と言っているし。しかし、お子さんがいるお宅は大変だろうな・・・。在宅勤務になった旦那さん、小さい子どもも家に居て在宅で仕事どころではなく、コワーキングスペースとかカラオケボックスに行って仕事してる人もいる、なんて話も聞く。

 

「『働き方改革って声高に言ってる割にはなんも変わんないねー』なんて言ってたけど、あの時、新型コロナが否応無しに変えてしまったね・・・」なんて振り返る日が後で来るんだろうか。

外出自粛要請された週末のわが勤務先スーパーの様子

週末の外出自粛要請を受けて、わが勤務先も色々と様子が違うのかと思いきや。

 

雪降ってるのに意外と買い物客がいる・・・

 

ワタシのいる売り場はヒマすぎてそれぞれ「人件費ムダやなwww」って自虐ネタ言いながら、それぞれの持ち場の商品整理や品出しをしながら合間にちょこっとレジ打ちし、加工食品売り場の品出し応援に駆り出される、という按配。ワタシ昨日の開店後1時間レジ担当するも、1人しか打ってないw 3足組ストッキング1つ売っただけ。その後少しずつお客さんの姿は増えてきたけれど・・・。いつもの週末には程遠い。でもの~んびり品定めしてる。

 

まあね、季節の変わり目だし新生活を始めるための買い物もあるだろうし、そういうお客さんがいるおかげでワタシ達お給料をもらえるわけだからいいんだけど。そんなのんびり服だの肌着だの品定めしてないで、オウチに居た方が安全では・・・?という余計なお世話的なことを思ってモヤるオバハンである。(定期的にレジ台やサッカー台のアルコール消毒が行われているのだが)

 

あ、加工食品売り場はスゴイ。

昨日ワタシが応援に行ったのは午前中だったんだけど、カップめんやインスタントラーメンの棚、パスタ関連やレトルト食品の棚は補充したそばから売れていく。広告商品の明太子パスタのソースを補充してたら、おもむろに5~6個引っつかんでかごに入れたお客さんがいて「うわあ・・・」ってビックリ。昨日でコレだから、都知事の会見のあった水曜日の状況たるや、想像するのもオソロシイ。いや皆さん、こんな時だから免疫力高める為にも、栄養ある生鮮食品もっと買って食べましょうよ!生活必需品の買い物はちゃんとできるわけだから・・・。

 

一方、コスメドラッグ売り場。

派遣されて来ている化粧品の対面販売の美容部員さん達がいない・・・。

対面販売も含め、セルフの商品もテスターが少し前から撤去されてる。衛生上テスターの安全性が心配ではあるが、テスターがないと言うのは痛手だろうな・・・。やっぱり客さんとしては試したいもんね。美容部員さん達はお客さんと接近することも多く、感染したりされたりしたら大事だから仕方ないのかな、とは思うけど、この週末は美容部員さん達みな休業との事。マスクが無いのは常態化。

 

とにかく衣料品の売り場はどの部門も軒並み売れ行きダウンしている。長期化すればワタシも身の降り方を考えねばならないだろう・・・。「飽きた」とか言いながらもツラツラ働いてきたけれど、食品売り場への異動とか、あるいは別の仕事を探すとか考えたほうがいいのかな。実際、コロナのせいではないけれど、もともと売り上げの芳しくない売り場の人がまったく畑違いの部署に異動になったりもしているのでね・・・。

 

そんなことを考えさせられた日曜日の勤務であった。

ムスメの引っ越し

ムスメのアパート本日退去。

 

案の定、汚部屋になっていて短時間では掃除もそこそこ。おまけにムスメ、昨夜は友人宅へ飲みに行き、朝帰り。荷作りまだまだあるというのに!

 

手伝うつもりではいたけど、昨日はワタシ掃除に孤軍奮闘。頑固汚れとの戦い。予想はしてたけど、飛行機に乗って掃除しに来ただけという・・・。卒業式はコロナのせいで保護者は出席不可だったので。

 

勝間和代さんが汚部屋にしないためには在宅時間を増やしましょうって本の中で言ってたけどホントその通りだと痛感。何しろ授業、クラブ活動や遠征、就活のための度重なる帰省では、モノは増えるしゴミは溜まるしで汚部屋にならないわけがない。

 

先程最後の荷作りと宅配の集荷の引き渡しを終え、出発。いやー疲れたー。って飛行機に乗って自宅に着くのは夜だ。長丁場である。

 

明日には新居に引っ越しだ。

入社式まであと1週間ちょい。どうなる事やら。

 

 

低バイタリティ人間の生活術

ワタシが生活をシンプルかつミニマルにしたいと試行錯誤を繰り返してきたのは、自分が相当ポンコツだという自覚があったからである。

 

 

  • 低バイタリティ
  • ズボラで横着者
  • ゆえに家事が嫌い(だった)

 

・・・という三重苦。

 

ワタシの生活は「いかに最小限の労力で日常をつつがなくおくるか」がテーマだったように思う。

 

ムスメも卒業で本格的に独立なので随分ラクになった。とはいえ相変わらず「頑張らない事を頑張る生活」路線は堅持。年取ったしねー。今回は現時点での覚書として書いておくことにした。万人に参考にならないけれど、ワタシ同様頑張れないタイプの人に参考になれば嬉しい。

 

まずは自分のダメさ加減を認め、頑張る人向け情報を断つ

ワタシの場合三重苦を早々に自覚したのが結果的に良かった。

〇〇たるものこうあるべき

といった「呪い」は根強い。そこに当てはまらない自分を責めたところで心身ともに疲弊するだけだ。ワタシはズボラで横着な自分にコンプレックスがあって、丁寧な暮らし系主婦に憧れが強かったのだけれど、丁寧な暮らしは手間と時間が掛かり、三重苦を抱える自分にはムリだと悟った。そこで以下のような行動を取った。

  1. 主婦雑誌、丁寧な暮らし系雑誌・書籍を読むのをやめる(アレは節約や家事が好きな人のための趣味だ)
  2. 料理レシピ本を読むのをやめる(料理レシピを書いているのは料理好きが高じて料理研究家になった人だ。料理が好きじゃない人間には参考にならない)
  3. ブログやインスタのライフスタイル系も真に受けない(生活それ自体が趣味の人がアップしている情報だから)

この3つはどれも「頑張ってる人たち」が発信してる情報で、「頑張れない人」には一歩間違うと「呪い」になってしまうのだ。同様に、自己啓発本も読みすぎ厳禁。あれこそまさに「頑張ってる人たち」御用達の本だからつまみ食い程度で充分。

 

家事を減らすー①必要に応じて便利家電を駆使する

もし環境的経済的に可能なら現代の三種の神器である

  • 食器洗い乾燥機
  • ロボット掃除機
  • ドラム型洗濯乾燥機

は導入したい。

ワガヤ、現在食洗機は2代目。本当にありがたい家電。

ロボット掃除機、ドラム型洗濯乾燥機はワガヤの住環境だと導入不可なのが残念。

今後導入したいものはコードレススティック型掃除機、衣類スチーマー、大風量業務用ドライヤー。

 

家事を減らすー②モノを減らす

モノを持つと言うことは、片付けの手間やメンテナンスの手間がもれなくついてくる。必要なモノに関してはなるべくメンテナンスの手間が掛からないモノを選ぶしかないのだが、不要なモノは処分し持たないようにし、たまにしか使わないならレンタルするなどして、片付けやメンテナンスを最小にしたい。

※ただし、ワタシはフリマアプリとかオークションの出品すら面倒なのでやらないが、苦にならないなら使えばイイと思う。 

imoyoukantan.hatenablog.com

 

家事を減らすー③家では凝った料理を作らない

揚げ物ー油の処理と台所の掃除が高いハードルとなるので作らない。小さいフライパンに油を1cm弱入れて「揚げ焼き」にするのがせいぜい。

和食中心ー手順が多いメニューはごくたまにしか作らない。ハンバーグとかのこねる系、餃子とかの包む系とか。ロールキャベツ食べたいとか言われたら多分気が遠くなる。とにかくご飯と汁物と作り慣れたおかずがあれば充分。 

おかずの作り置きしないー飽きる、日が経つとまずくなる、作り置きのために時間を取られ疲れるのがイヤ。

献立立てないー献立立ててもその献立の気分じゃないとか、疲れたから外食しちゃったとかが結構あるから献立立てる意味がなくなる。

 

家事を減らすー④重くて嵩張るものはネットスーパーやネット通販

秋田県のお米農家さんと直接取引。以前は玄米30kg買っていたけど宅配便の人に多大なご苦労を掛けるので10kgに変更。シーズン販売終了後は楽天で。

調味料ーワガヤの定番品はスーパーで取り扱いが無いものが多く、以前勤務していた自然食品店か楽天で購入。

日用消耗品ートイレットペーパーやティッシュ、洗剤などはネットスーパーで購入。

 

自分がこだわりを持てないものには時間と手間とお金をかけない

ワタシはファッションや化粧品などにどうしても興味が薄いので

  • 私服の制服化
  • スキンケアは乾燥してる部分に イハダ
  •  髪型はショートボブ一択で、週2~3でオットのリンスインシャンプー(今使ってるのはシーブリーズのやつ)で洗ってトリートメント。
  • メイクアイテムはドラッグストアで手軽に買えるちふれニベアの色つきリップ

 imoyoukantan.hatenablog.com

・・・安上がりな女である。

 

外出時の荷物は極力少なく軽量に

重い荷物を持って歩くのはたとえ短時間でも苦行。

 肩が凝り、足がむくみ、頭痛がするほど疲れたら帰宅後全てが滞る。

 

 

感情をすり減らさないための心構え

 自分がご機嫌な状態を保てるようにする。気分の乱高下はエネルギー消耗して低バイタリティにはツライので。

  • 疲れたら寝る
  • 好きな事をする時間を確保する
  • やりたくないことはしない
  • やりたくないけどやらなきゃならないことは早急に終わらせる
  • 一緒にいて疲れる人とは距離を置く
  • 大抵のことは「怒り」という感情を使わなくても伝わる
  • 多少自分が損してもいい
  • 周囲への期待はし過ぎないようにする
  • 鼻歌歌う

 

世の中これでもかと頑張り過ぎだと思う。

でも頑張っている人がいてくれたお陰で、ワタシのような低バイタリティな人間でも便利さを享受できているのもまた事実なんだけど。

 

それぞれが、大して楽しくない事や、さほどこだわりを持てない部分まで頑張ってしまう事をミニマルに出来れば、随分と生きやすい世の中になるんじゃないかなぁと思うのだが。 

シンプル・ミニマル志向者に面白い本の紹介

じゃーん、コレだ!!

 

簡易生活のすすめ 明治にストレスフリーな最高の生き方があった! (朝日新書)
 

 

シンプル・ミニマル志向者には興味深い1冊なので読むべし読むべし。勿論Kindleでも読める。

 

Amazonの内容紹介引用しておく。

「実用がすべて・簡易で簡素・余計なものは排除」ーー、

このように行動すると、ムダな付き合いや虚飾が排除され、

個人のポテンシャルは最大限に発揮されるという。

しかし独自解釈をした変わった者もいて……。 

 

「独自解釈した変わった者」の面白いおハナシは是非本を読んでいただくとして。

 

この本を読んでみて、俄然明治・大正・昭和初期の人々が以前より身近に感じた~!!特にワタシの中では、明治時代はどうも堅苦しいし、大正は大正モダンと関東大震災の断片的イメージしかなく、昭和初期はひたすらきな臭いイメージしかない(大まかな時代のイメージだ)。けれどそういう時代の中で、普通の人々がそれぞれ色々と試行錯誤しながら生活を営んでいたんだ!という当たり前のことに気づかされた。

 

そして、本の中で出てくる「平民主義」という言葉。

 

簡易生活を実現するための考え方で、地位や身分によらず気軽に行動し、皆を平等に取り扱うということである。(この平民主義について書かれた章も、簡易生活をする男性が、家庭内に於ける妻の呼び方問題で悩んだり、徹底した平民主義を貫く一家の暮らしぶりが紹介されていて愉快だ)

 

これは明治だけじゃなくて今も実行するのが難しいんじゃないかと思うけど、こんな風に出来たらとても合理的だよな、と思う。

「人と平等に接する事で、仕事の効率が上がり生活を簡易に出来る」

というのは理想論のような気もするけど、理想を持って出来るだけその方向に向かうのは大事だ。それにしても、士農工商のクラス分けが続いた江戸時代がまだそう遠い昔じゃなかった時代に、こんな考え方が出てきたのかー!とビックリしてしまった。

 

 

何故この本を知ったかと言うと、著者の方がはてなブロガーさんだったからだ。

いつだったか、はてなのトップページに、下の記事のリンクが貼ってあったのだ。

cocolog-nifty.hatenablog.com

 

この記事も面白くて、自分なりの簡易生活のコツをこのようにリスト化しておけばいいんじゃないかと思って、鋭意製作中。勿論これを定期的にアップデートしておけば、ムダに考え込んだり悩むことも無くなって精神衛生上いいような気がする。

 

何故この本をシンプル・ミニマル志向者の方々に紹介したいと思ったかというと。

明治・大正期のライフハックなのに、現代のシンプルライフミニマリストと考え方にも通ずるところがあり、興味深く面白い読み物だからだ。

何より明治・大正期の生活者が意外と(と言っては失礼だけど)合理的なものの考え方をしていて参考になった。令和に生きる生活者にも取り入れることが出来ることが結構あるのではないか、と考えた(もちろん生活なんてものは千差万別だから取捨選択も人それぞれなんだけど)。

 

いいなぁ、簡易生活。

インスタ映えする戦国時代

ムスメはワガヤに帰省すると大体風邪ひくんだけど、「横になっててもヒマだからインスタ映えする戦国時代』って本買って来てー!おもろいらしいよー」というので、ほお!珍しい!!ムスメの口から歴史ワードでた!と思って仕事帰りに書店で購入。なんでもツイッターで話題になってたらしい。

(ちなみにウチのムスメは歴史に一切興味のないタイプ)

 

インスタ映えする戦国時代

インスタ映えする戦国時代

  • 作者:スエヒロ
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2019/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

(案の定)一読して飽きたらしくワガヤに置き去りになってしまったので、読んでみた。

 

歴史に詳しくない人が読んでも、普段使ってる見慣れたアプリやSNSなんかがモチーフになっているし、戦国武将のLINEのトーク画面なんか現代の若者の口調そのままで非常にわかりやすい。完全なる歴史パロディ・・・と思うなかれ、結構注釈が詳しいからケタケタ笑いながらも一通りの戦国時代の知識がついちゃう1冊。

 

個人的に面白かったのが

 

 

SNSを始め、ネットでおなじみの画面に戦国武将の肖像や絵図がうまくはめ込まれていて感心してしまった。戦国武将がスマホ使ってたらこんなんだろうな、とつい思ってしまうぐらい。

 

日本史の教科書なんかこんな風に作りこんだら勉強楽しいんじゃないかな!?

(幕末ネタ希望!!)