【食】一汁一菜の汁物のアイデア

食卓に汁物は欠かさない。

汁物があるだけで満足度が上がる。たとえそれがインスタント味噌汁やインスタントスープでも。

 

基本の一汁一菜(汁飯香)に余力しだいでいくつかのおかずがプラスされていくのだが、時間や余力のない時は汁にたんぱく質系をプラスして具沢山にする。そうすると、冷蔵庫から出すだけのおかずだけでも、干物を焼くだけとかでも十分。

 

とにかく具沢山にしとけば間違いない。美味しいし満足度が高い。

 

具沢山といえばけんちん汁や豚汁を思い浮かべるが、多少材料不備でも大丈夫。豚さえ入っていれば豚汁だし、醤油仕立ての根菜汁ならけんちん汁だと言っていいのだ(テキトー)。

 

味噌は包容力ある調味料。洋っぽい野菜を味噌汁の具にしても合う。稲垣えみ子さんの「もうレシピ本はいらない」や土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」にもトマトを入れた味噌汁が登場する。「味噌汁に、トマト・・・?」と不安になったが、作ってみたら非常においしかった。酸味がサワヤカで夏向きになる。それにブロッコリーとかズッキーニとか。豚肉の代わりにベーコンを少し入れるのも旨みが出て良かった。一気にミソスープという感じになる。

 

ほかに登場回数が多いのがかき玉汁。通常のだしを使った醤油仕立ての和風味か、旨味調味料無添加の鶏がらスープで中華味にするか。冬は少しとろみをつける。具はねぎとわかめのことが多い。卵を入れるだけでほっと優しい味になる。

 

個人的に気に入ってるのがつみれを入れた汁。紀文のつみれがスーパーの見切りなると買ってきて、冷蔵庫の残り野菜とあわせて汁にする。その時はおろし生姜を添えると味がしまる気がする。つみれに限らず練り物を刻んで入れると旨味とコクが増すので具沢山汁の強い味方だ。

 

「汁物はこうあるべし」という先入観を一旦外してみると、飽きずに楽しめる。

 

そんなワタシの一番好きな汁物は、豆腐となめこの味噌汁である。

 

2018,7.23の記事を訂正