心境の変化はいつの間にか訪れる

 

今週のお題「変わった」

 

相変わらず、ほぼ変化のない日常を送っている。

が、それでも多少の変化はある。

 

例えば、編み物。

 

去年の秋にふと見たYouTube動画をキッカケに編み物をするようになり、半年たった今でも何やら編んでいる。数目、数段だけ・・・のような日も勿論あるけれど。無心になって手を動かすことが癒しになっているし、嫌なことがあってもさっと忘れられる。まさか編み物が続くとは、我ながらびっくりである。

 

何より編地が少しずつ成長していく・・・というのも「変化」の1つだと思う。

 

一方で、和裁教室は一旦止めることにした。さっき決めた。

着物を生活に取り入れたいという思いが無くなったわけではない。ただ正直、今の編み物のように時間を忘れるほどに手縫いに夢中になれるかというとそうでもないな・・・というのが最大の理由。また、着物に対する気持ちにも変化があったし、習い事に行くという事が、予想以上にスケジュール調整や体調面で負担になっていたことも気がついた。

(シフトが変わったのも大きい。イヤよイヤよと言いつつも、やはりパート勤務は家計面で必要なので、そこを中心に考えないといけんのよね・・・涙)

 

 

不器用なので、編み物も和裁も両方は出来ない。

完成出来ず止めてしまうことになるけれど、気持ちが向かないのを無理やりやろうとしたら多分嫌いになる。前向きに「やっぱりまた(和裁を)習いたいな」と思えたら、その時考えようと思う。

 

・・・という心境に至るまで数ヶ月、実は迷いに迷っていた(汗)これまでの人生、自分がどう思うかよりも他人の思惑ばかり気にしていて、今回も「先生がどう思うか」「他の受講者さんにどう思われるか」をあーでもないこーでもないと考えてしまっていた。

 

ただ、子どもも独立して先が見えてきた今、自分にとって優先したいことに出来るだけ忠実になろうと決めたら、和裁教室は一旦止めるというのが自然に出てきた。

 

しばらく様子を見て、それでも和裁を習いに行く気持ちが復活しなかったらそれはそれで仕方がない。着物は好きだけどね。人間だもの、優先順位も変わっていくのだ。