モノを沢山持てるほどの管理能力が無いのと、結局沢山持ってても使うのは使いやすくて気に入ったものなので、基本、複数持ちが必要なアイテム以外は「定数1」で良いと思っている。
例えば普段使いのバッグ。今ワタシが使っているのははナイロン生地の舟形トートバッグ1つ。たまに洗いながら仕事に行く時もそれ以外にも使う。オシャレしてかしこまった場所に行くこともないので充分。丸2年使って底の角が擦り切れてきた・・・。
1つのモノをヘヴィに使うと劣化が早い。これがデメリット。
その代わり、「今日はどれにしよう」と迷うことが皆無なのはメリット。
そしてその1つをメンテナンスしないと長持ちしないから、ずぼらでもちゃんと手入れをするようになるのもメリットだと思う。「お、自分結構丁寧な暮らしできてる!」という自己満足でホクホク幸せになれる。
買い換える時も価値観が明確になるので、お金の使い方にメリハリが付きやすい。「こういう機能のものを予算〇〇円で」とか、「〇〇社の△△が自分にあってるから次回もこれ!」みたいな感じ。フワフワと何となく欲しいから買うということがなくなる。
あとこれは考え方、物事の捉え方の話になるが、
- 1つしか無い
と捉えるか、
- 1つあるから充分
と捉えられるかで、モノの持ち方が大分違ってくるなぁ、とこの頃思っている。
「1つあるから充分」と思えるようになれたのはワタシにとってはすごく大きな収穫だなぁと思ってて。
「1つしか無い」とか、少ないことにフォーカスしちゃってると、結構苦しい。
不足することへの不安に絶えず怯えてることになるし、「足りない」強迫観念から余計なお金を使ってしまうし。ワタシも実際そうだった。
資本主義経済の中に生きてると、こういう状態がもはや当たり前。
だけど、当たり前って割り切っちゃっていいの?
ワタシは「NO!」だったのでこういう生活、生き方をしている。
では「1つあるから充分」「自分は既に持っているから大丈夫」マインドに持っていくにはどうすればいいか?
第1歩は余分に持ちすぎているモノを捨て、少数に絞り込むことだ。
この作業が自分の価値観を見つめ直す作業になる。
最初はすごく疲れるかも知れないが、色んなモノに対してその作業をやってると、自分にとっての適正量が把握でき、「こんな生活がしたい」というイメージがはっきりしてくる。
そうすると自ずと過不足調整するようなスタイルに変わっていく。
一つのものを多用途に使えないかと知恵を絞り、臨機応変さも身につく。
こうなってくると生活自体がラクになり、ちっちゃな幸せを感じやすくなって楽しい。
・・・なんだ、イイことばっかりしか書いてないやん!
まぁ、ミニマルライフ推しだから許して欲しい。