「減らす」で面倒くささを回避する

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モノを減らして良かったことは?という質問に

 

「時間が出来た」

「モノを買わなくなり節約になった」

「お気に入りのモノだけで暮らせるようになって幸福感が増した」

 

・・・というように答える方が多い印象なんだけど、ワタシなら、

 

「面倒と思うことが激減した」

 

と答えると思う。

 

モノを減らすことが、コトを減らす突破口になっていると感じる。すごく簡単な例をあげると、

 

調理器具や食器を使用頻度が高いものに絞込んだら、調理にかかる時間も短縮できて洗い物もラクに終わる!

 

みたいな感じのことだ。

 

逆もまたアリで、コトを減らすとモノを減らすキッカケにもなる。

 

揚げ物を作ることをやめたら揚げ油が不要になって、オイルポットがいらなくなり、常備する油の種類も1つ減った!

 

というような。

 

私達はつい、面倒を回避するために新たな道具を取り入れがちだ。そりゃそうだ。人間、便利な道具を発達させて進化してきた生き物なのだ。だけど、便利な道具が自分に合うかどうか、使いこなせるかどうかは導入する前によくよく考えたほうがいい。

 

以前フルタイムパートだった時に、シャープのヘルシオホットクックを購入したことがあった。勝間和代さんの本を読んだ影響だったが、ワタシには使いこなせずリサイクルショップに二束三文で譲渡してしまった。電気で加熱してくれて火のそばから離れられるというのはメリットだったが、都度洗って手入れするパーツが多いことと、いろいろな調理モードを使い分けることがワタシにとっては面倒なことだった。型落ち品とは言え高い買い物だったので、後悔しきり。

(こちらもコトでも置き換えられるだろう。健康のために評判のいいジムに通い始めたが、微妙に遠くて通うのが面倒になってしまった・・・みたいな感じ?)

 

この頃、そもそも「面倒だな」と思うことが、考えてる以上にストレスになっているのかも!と思ったりする。そういう面倒ごとを、梱包資材のプチプチを1つ1つ潰していくがごとく無くしていくだけでも結構ラクになる。

 

テレビや雑誌やSNSの口コミで評判がいいからと、何も考えずに脊髄反射でモノを買いに走るとか、(何かを)やってみるというのが一番良くないな。