【とりとめない話】集団が苦手な五十路のタワゴト【長文】

6〜7年前だったか、五十路を目前にして人生このままでいいのかと落ち込み悩んだ時期があった。オットの兄弟間トラブルと高額教育費が原因で家計厳しい、当時の仕事(テレフォンオペレーター)は電話口で理不尽な罵倒を受けることも多々(涙)

 

そこで西洋占星術の鑑定を受けた。

当時藁にもすがりたい心境で、なけなしの大枚をはたいて鑑定を受けたのだ。(当時原因を知りたくて、占星術の本を読み込んだり、無料ホロスコープ作成サイトばっかり見てたなぁ・・・と遠い目に)

 

そこで言われたのが、

「あなたは常に沢山の人の輪の中でいる方がいいですよ、そういう個性ですしそうすることで運が開けます」

 

・・・受け入れがたいアドバイスだった。

いきなりそんなことを推奨されてもなぁ、と的外れにも感じたし・・・。

 

結局ワタシは変わらずぼっちのオバハンであり続けている。

特に問題無く、むしろ自分がやりたいことが出来ている。

今は無職だけど、職場の人間関係にも深入りしないよう心掛けてきたし。

 

元々の性格も内向型ではあるが、女子高~20代前半での経験がその後の自分の性格形成に影を落としている。。

 

同じ中学から進学した仲の良かった子たちから急に無視されたり

部活の仲間がワタシの陰口を言ってる場面に遭遇したり

 

典型的な「10代女子の陰湿な人間関係」の洗礼を受けたわけで。

それが契機で他の子と仲良くなれたりもして楽しい思い出もあるから、悪い事ばかりじゃなかった。それでも単位をあやうく落としそうになるぐらいには学校の居心地が悪かった時期もあり。

 

しかし大人になっても「10代女子の陰湿さ」を経験した。

ムスメの幼稚園時代、仲良くしてたはずのママ友グループに陰口言われた側のグチの聞き役としての経験だが。

 

当時既に「幼稚園の送迎及びPTAは仕事と割り切り人間関係に深入りしない」をモットーにしてたので、早速モットーに反することにはなったが、それで彼女の気が楽になるのなら良しとした。

ワタシ自身も実は陰で色々言われてたのは知っている。勿論いい気はしないが、「くだらないな」と思っただけ。

 

不満があるならまずは相手に言えばいい。

妬むぐらいならどうすれば自分が良くなるか考え、行動すればいい。

そしてそれらを試みても思う通りにならない事もある。

どうしてもダメなら静かに距離を置けばいい。

 

何でもかんでも同意を募って仲間意識を確認しあっても、問題解決しないのにな。。

 

他にも、専門学校時代に趣味が合ってよくつるんでた女友達が2人いた。3人でよく遊んでいたが、他の2人は地元も同じで非常に気が合ったからか、ワタシは何となくおまけの存在のようだった。3人組あるあるである。ところがその2人がひょんなことから仲違い。ワタシが間に入って両者の言い分を聞いたり調整をしたものの、結局2人は袂を分かってしまった。しばらくそれぞれと会ったりしていたが、それも今は没交渉である。これも苦い思い出だ。こんな感じでいつも、どこにいても孤独を感じてしまうのである。

 

そんなわけで、集団に属することに積極的になれないままこの年齢まで来てしまった。「アナタは集団の和の中で輝くタイプ!それが開運のカギ!」

って言われても、1人1人はいい人でも、人数がたくさん集まると色んな思惑がうごめいて、「うわぁ~」ってなってしまうのだ。

 

さて。放送大学の入学者の集いにてサークルの勧誘を受けた。

近くサークルの活動日との事でお誘いがあったが・・・

行かないことにした。内容は楽しそうだけど、そろそろバイトもしようと思っているし、勉強もあるし。ワタシのキャパは大きくない。

 

とは言えここしばらくオット以外の人と会話してないことに「ボケるんじゃないか」と危機感も感じる今日この頃。どうしたもんか。。