しがないパートのオバハンの経済力では高級品などご縁がないだけである。
何しろワタシ個人の所持品で比較的高額なのは今この文章を打っている中古PC(5万円)と先日中古で購入したiphoneSE(第2世代。3万5千円)ぐらい。
高額なモノはメンテナンスコストが掛かるし失った時のダメージが大きいな、と思う。
正絹の着物がその典型例で。
着付けを練習してた時期、リサイクルで正絹の紬の着物を安価で買ったり、お下がりでも頂いたりしたが・・・
身の丈に合わない!と、使ってくれる方の所へ周るように祈りながらすべて寄付に出してしまった。
- 収納・保管に気を使う(着用後陰干しして本畳みし、畳紙に包んでたんすの引き出しに平置きが望ましい)
- クリーニング代が高額(・・・で汚したくないあまりにたんすの肥やし化した。しかも近所に着物のクリーニング対応している店もなかったし)
いくら普段着と言われる紬の着物でも、元を辿れば高級品。気安く着れないのだ。
そんなわけで今手元に残っている着物は、洗濯機でザブザブ洗える浴衣数枚と綿しじらの着物が2枚、父の遺品の男物のウールアンサンブル1組。
・・・とここまで書いて、興味深いブログの投稿。
いつも読ませていただいている「ゆるゆるみにまり」さんの記事。
ワタシはミニマリストと言うより適量主義だが、多分基本的にはモノ好きなのかも知れない、と思った。
モノは使ってこそ!と思うし、出来るだけ長く使いたい。
だけどモノがたくさんあり過ぎてはメンテナンスに手が回らない。
かと言って、高級品をおっかなびっくり使うのも性に合わない。
ワタシの生活に寄り添ってくれるモノを、ちゃんと使い切ってあげたいのだ。
(2022.4.9の記事を大幅改訂)