
「総合人類学としてのヒト学」の第9回「時間と空間を区切る」が、お正月という時節柄もあって興味深い回だった。
人類学者によると、時間や空間を区切り、たんたんと続く日常の中に非日常を作り出す人為的な仕掛けが「儀礼」なのだそう。毎日が同じことの繰り返しでは飽きてしまうから、日常生活に戻る前提のほどよい刺激として儀礼は機能しているし必要なのだなぁ、と。
きっとこれからもワタシ達日本人は年中儀礼としてのお正月を区切りとして大切にしていくのだろうけど、ここ数年その在り方に変化が見られるのもヒトとして自然な事なのかも、と授業を聞いてて感じた。
既に日常が刺激だらけで疲弊してるんだから、年末年始ぐらいホッとしたいよ・・・っていうのが変化の要因なんじゃないかな、というのがワタシの拙い仮説。
別におせち料理にこだわらなくても、普段よりちょっといいものを食べるでもよし
年賀状じまいに罪悪感を持つこともないし(その分郵便配達の人も休めるしわざわざ年賀状バイトを雇わなくてもよいし)
三が日じゃなくてもその年初めてのお参りなら初詣☆ってことでもいいじゃない
・・・と思う人が増えていると、街中の様子を見てても感じる。
思考停止で「皆がやってるから」っていう時代が終わりつつあるのかな~って思ったけど考え過ぎ?