解きながら考えた

ポンチョとスヌードを解き中。

せっかく完成させた作品なのに、解き作業。

手に取る機会が無さそうというのがその理由。

(腹巻帽子ばかり使ってしまうので、地味色のスヌードは使っておらず。ポンチョは部屋で着るつもりで編んだけど、ワタシが求めてたのは腰が隠れる丈の羽織ものだと気が付いた)

 

週末に水通しかアイロンでスチーム当てる作業をして、ちぢれ麺になった毛糸を伸ばしていく。

 

糸玉に戻った毛糸は部屋着としてコクーンカーディガンにしようと思っている。

基本的に長方形を編むだけだから、家事や放送大学の勉強の合間に気軽に取り組めるし。

どちらもユザワヤさんのアルパカツイードを使用。

この頃ふと感じたんだけど・・・

 

自分が使うものを自分で作りたい

 

がスタートラインだったのに、いつの間にか

 

編むことが目的

 

になっていたんだなぁ、と。

 

振り返ってみると当時は、作る楽しみよりも、手を動かして集中することによりストレス解消をしていたと思う。「これカワイイ!身に着けたい、編んでみたい!」というポジティブな感じじゃなくて、「何かに没頭して浮世の憂さを忘れたい・・・編まなきゃ!」みたいな焦燥感が強かった。

 

それが悪いわけじゃない。人間だもの、そんな時期があったっていい。

ストレス解消ツールが編み物だったってだけで、タバコだったりお酒だったりするよりは健康的。ただ作品が増えるだけの話。

 

だけど使う予定のない作品を生み出してしまったという事が、ワタシにとってはまたストレスになってしまった、という側面もあり(汗)

 

完成した瞬間はやっぱり嬉しいし、達成感もある。

でも、先日靴下を編み終えて、実生活に投入した時にものすごく感じた「納得感」。

自分がやりたかったことを矛盾なく実行できている・・・!!編んだ作品をちゃんと使えてる!!ってじんわりと喜びが湧きあがった(大袈裟~w)

 

 

これからはゆっくりお気楽に、取り組んでいこう。

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