往復編みでのメリヤス編みを改善すべく原因追及をすることにして、わかるまで作品を編むのを休むことにした。
「何か変」をそのままにしておくのは、編んだ作品の満足度が下がり、「何となく気に入らないから使わない」につながってしまう。せっかく編むのならもっと満足感を味わいたい。
↓ この記事にてボヤいている件
輪編みと往復編みで、メリヤス編みの編地に明らかな落差が生じてしまうことが気に食わない。
以前から密かに悩んではいたのだが、そうなってしまう理由がわからない。
独学初心者のツライ所。
編み糸のテンションの掛け方が一定じゃないのか、それともそもそも編み方自体が間違っているのか。間違っているとしたら何が間違っているのか。
どうもテンションの掛け方と言うよりは、編み方の問題ではなかろうか。
段ごとに、表面の三つ編みの表情が違うからだ。
ということで、試しにフランス式ではない編み方で編んでみた。
まずアメリカ式。以前千鳥格子のネックウォーマーを編んだ時にアメリカ式を使って2色の編み込みをやったから、操作自体は出来る。表目の三つ編みの編み目もちゃんとしてる。でも、アメリカ式は右手が忙しくて疲れが早く来る感じ。やっぱり慣れたフランス式の方がいい。
ポルトガル式、というのがあることを動画検索をしてて知り、それもやってみた。
これは首に編み糸を掛けて編んでいくちょっと独特な編み方。
面白かったが慣れるのに時間が必要。実際のメリヤス編みの編地はやっぱり自分のいつものやり方よりちゃんと編み目がきれいな三つ編み状になっている。
ということは、ワタシのフランス式、何かがおかしいということだ。しかしどこがおかしいのか、見当もつかない。
調べているうちにフランス式、アメリカ式、ポルトガル式以外にも、ロシア式とかコンビ式とか、色んな編み方があるのを知った。その中に「おばあちゃん編み」というのも。
動画を見てハッとした。
ワタシの裏編みの時の糸の掛け方、おばあちゃん編みと同じ~!
ということで、フランス式裏編み動画と見比べてみた。
おばあちゃん編みも糸と針の持ち方構え方はフランス式と同じ。
しかし、フランス式は編み糸を上にかけてループにくぐらせているが、おばあちゃん編みは編み糸を下からすくい上げてそのままループにくぐらせている。
おばあちゃん編みの裏編み
フランス式
ということは、ワタシはこれまで「表編みはフランス式、裏編みはおばあちゃん編み」で編んでたのか・・・と仮説が立ったので、実際編んでみたら仮説通りの結果だった。要するに裏編みの糸を掛ける方向が違ってたから、表編みの編み目がねじれ現象をおこしていたのだな。。
違う裏編みをずっとフランス式だと信じて編んでたわけで。しかも1年以上・・・(滝涙)
思い込みってコワい!!!!
でも、1年以上越しに原因がわかったから良かった。表編みはフランス式で慣れてしまっているので、それに合わせて裏編みをフランス式に矯正中。
棒針編みを母から教わったのが小6か中1の時だった。その時どう教わったのか定かじゃないが・・・今は動画でいくらでも確認できるのだから、もっとしっかり確認してから編めば良かった・・・。こんなんで「編み物が趣味なんですぅ」とか言ってたのか、恥ずかし!!!!