気温が上がってきたので冷凍庫で冬眠させていたぬか床を復活させた。
(秋冬はぬか漬けの気分じゃなくなるので冬眠させる)
去年は、家庭用精米機から出る米ぬかと塩を適当に足しながら漬けていたのだけど、今年は精米機から出るぬかも使いつつ、市販の足しぬかも使うことにした。塩味の他旨味成分となるものもブレンドされているので、味が安定しやすくなるのでは?という仮説。
こんなの ↓↓
ぬか床カスタマイズ
- 旨味成分アップと、出てきた水分を吸わせるという意味もあり、時々短冊切りにした昆布を入れる。細切りにしてごはんのお供にしていただく。入れっぱなしでも大丈夫らしいが、昆布のぬか漬け自体がおいしい。
- 干し椎茸。昆布と同様、水分吸収、旨味成分アップさせて食べてもOK、というのを狙った。旨味成分はアップしてると思うけど、ぬか漬けとして食べるのはリピートなし。今は軸の部分だけ入れている。
- 辛味成分のカプサイシンが防腐効果もあるというので2~3本唐辛子を入れている。辛味は求めてないので丸のまま。これは食べずに定期的に交換。
- 今度やってみようと思っているのが、柚子の皮。爽やか風味を期待!多分スーパーで乾燥タイプが販売されているハズ・・・。やってみて良かったら冬にゆずを買って剥いた皮を干して保存しておこうかな、と思っている。
他にも色々美味しくなる食材があるようだけど、今の所はこれぐらい。
具材
- きゅうりはワタシにとってぬか漬けをする最大の理由。鉄板。
- キャベツ。あえて酸っぱくなるまで漬けておいて、細かく刻んで納豆に混ぜて食べるのがお気に入り。
- 昆布。上記の通り。
- 人参。残りがちなのでとりあえずぬか床に突っ込んでおく。細かく刻んでサラダの彩りにしたり、野菜炒めの具材にしたり。古漬けっぽく酸っぱくしたほうがおいしい気がする。
- 今年はナスを色良く漬けたいので、鉄たまごを購入予定。
ぬか床のお手入れ
なるべく手軽にしたいので、容量3リットルのタッパーで漬けている。
夕食準備時漬かった野菜を出し、漬ける野菜を下処理して漬け込む→寝る前に冷蔵庫に入れるという流れ。
野菜から出てくる水分は、新聞紙を小さく畳んたものをキッチンペーパーで幾重にも巻いたものを容器に入れて日々交換。これは面倒なので近いうち水抜き買う。
しばらく手を掛けられない時は表面を塩で蓋しておくつもりだけど、ぬか床から出した野菜を刻むだけというお手軽さゆえ2日に1度は混ぜている。十分。
いもようかん的・ぬか漬けを続けるこつ
混ぜるのが面倒、忘れがちなのが続かない一番の原因。
なので、食卓にぬか漬けをのせる頻度を上げれば自然に床を混ぜる。
ぬか漬けに一番合うのはやっぱり御飯と味噌汁中心になる。
気負わず、細かいことを気にせずおおらかに。
何度もぬか床をダメにして、紆余曲折してようやくここまでこれた。
これからしばらく発酵が進みやすい良い季節に。定番野菜だけでなくて「これも漬けちゃうの?」みたいな野菜も漬けてみたいな~。