折角Youtubeに課金しているのでもうちょっと活用しようということで、映画鑑賞。とっても久しぶり。
ふたりの女王 メアリーとエリザベス
- ドラマ性に重きを置いていて、時代考証はちょっと緩いのかなと言う印象
- メアリー・スチュアート役の人キレイ
- だけどメアリー・スチュアートっていう人は、比べちゃ気の毒だけど、エリザベス女王に比べると政治力、男を見る目、人望ナシ(※ただしこれは当時の国や宗教の情勢上仕方ないのだが)。プライド高き恋愛脳の女王様というのが映画を見る前の個人的印象。失礼な言い草・・・
- 原題が「Mary Queen Of Scots」と言うだけあってやっぱり人物描写は「悲劇の女王メアリー・スチュアートの波乱の半生」って感じ。一方エリザベス女王の描写は抑えめという気がした
- とは言えメアリーとエリザベスの対象的な生き方(メアリーは3度結婚、エリザベスはご存知生涯独身を貫き「処女王」と呼ばれる)や、エリザベスが一女性としてメアリーに対して抱いていた複雑な感情を丁寧に描いていたのは良かった
- ラストに2人の女王の対面シーンがあるんだけど、これは架空。でもこの映画はこの対面シーンが一番の見所
- なぜエリザベスがメアリーの処刑を決断したのかがあんまり描写がなくて残念。ラストは結構駆け足で処刑シーンまで行ってしまった印象
- エリザベスの侍女にちょっと東洋系っぽい人がいたり、イングランド大使が黒人の役者さんだったりして、時代背景的にちょっと疑問が・・・
※メアリー帰国当時のスコットランドはプロテスタントに改宗した貴族が増えていたものの、カトリック信者もまだまだいて勢力争いがあり、メアリーはどちらにも寛容な政策をとった。あと、当時のスコットランドは根強い家父長制で女性が権力を持つことを歓迎されなかった。
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