本日新型コロナワクチンの接種第１回目。職場でパートも受けさせてくれるというので昼過ぎに済ませてきた（本日仕事休み）。左腕ちょっと筋肉が痛いけど特に変わりなく。
お昼の時間帯だったので、終わったらお昼ごはん食べて少し読書してから帰ろうと思い、図書館で借りた本も持参したのだが・・・。
小１時間ほどブラブラと商業施設を見て回ってからとあるファミレスに入った。昼下がりでさほど混んでおらずうるさくないだろうからと、ちょっとのんびりするつもりだった。
が、それは斜め前のテーブルの親子連れによって打ち砕かれた。
母親は50代後半、息子は30代位。母親が息子に説教してるのがまる聞こえ。せっかくのランチが台無しになり早々に退散。
聞こえてくる話によると、でっぷりとガタイのいい息子の収入源はデリバリー（Uberとかかな？）ともう１つバイト掛け持ちで月収１０万前後らしい。母親の説教をサンダルつっかけた足をブラブラしながら黙って聞いている。
母親はそんな息子相手に、丼左手箸右手に熱弁を振るっている。自分の声の大きさに気づいてないのか、次から次へと息子に詰問し、ああしろこうしろとまくし立てる。何と言うか、真面目一徹で女手一つで大事に大事に育てたのかなーという感じ。
「１０万？？アンタそんな収入じゃやってけないでしょ！家賃とか光熱費どうしてんの？え？滞納？じゃあ税金や国民年金は？！ええ！それも払ってないの？どうすんのよ？何ヶ月払ってないの？！」（息子黙ってる）
「おかーさん前に言ったよね？『何か困ったことが起こりそうだったら早めに連絡しなさい』って！困ってからじゃ遅いのよ！！！」（息子黙ってる）
「彼女いるんだったらもっとしっかりしなさいっ！」（息子何も言わない。「彼女おるんか！と言うかどう考えてもこの息子がただのヒモなのでは・・・」と勘ぐったゲスなワタシ）
「何で〇〇県に行かないの？」（どうやら彼女が〇〇県出身で息子も何か縁のある土地のよう。息子、ボソボソ「行かねえよ」と言い「じゃあどうすんのよっ」と被せる母親・・・）
「とりあえず生活立て直すためにウチに戻ってらっしゃい！おかーさんはアンタが自立して普通の生活を送って欲しいだけなのよっ！」（息子、うつむいてサンダルをブラブラさせている）
「アンタを助けてあげたいけどアンタがこれからどういう風にしたいのか、何をやりたいのかわかんないとおかーさん助けようがないじゃない！」（いや別に本人望んでなさそうだし助けなくていいんじゃない？）
「１０年前もこんな事あったよね！？あの時はまだ２０代だったし仕方ないけど４０、５０になってそれじゃあ取り返しがつかないよ！」（それは同感）
「選り好みしなければその年だったらまだ何とか就職できるし、ちゃんと社会保障のある会社で働きなさい！！」
「就職活動できるようなスーツは持ってるの？持ってないのならお金渡すから！」
「おかーさん前に『これで歯医者行きな』ってお金渡したでしょ？！だけどアンタ歯医者行ってないでしょ！！そんな前歯欠けてる人間雇ってもらえないわよ！？あん時渡したお金はどうしたのよ？」
「１０年前にこれで借金返しなさいって渡した８０万、返してほしいわよ！」
（いやいやおかーさん、お金渡すって言ったり返せって言ったり忙しい・・・）
ワタシが着席してから食べ終わるまで４０分ほどずっとこんな調子。息子の反論は一切なく・・・。食後のコーヒーと読書は諦め帰宅した・・・。
親心はわかるけど、ガミガミ説教詰問するより、まるっきり主体性の見えないこの息子を役所に引っ張っていって、生活保護の相談でもしてきた方が手っ取り早いと思うんだが。
