先日ヒステリー球の症状でいつもの医療機関を受診した際、いつもと違う光景を目にした。
受付職員さんたちが患者対応に追われていて、見ていて気の毒になるぐらい。
例の疫病のワクチン接種の件で、老人たちが職員さんに詰め寄ったりしているのだ。
いつもは診察券を出すとスムーズに問診票の記入と体温と血圧測定をして、順番に呼ばれるのを待つという流れなのだけど、診察券を出してからしばらく待たされたぐらい。
その医療機関(わりと大きめな診療所)では
ワクチンの数に限りがあるので
市から来るワクチン接種券を持つ75歳以上で
当院に継続して掛かっている患者様に
受診の際に主治医からご説明した上でワクチン接種日の予約をお取りします
電話でのお問い合わせ等は業務の妨げになりますのでご遠慮お願い申し上げます
というような内容の貼り紙が正面入口だけでなく、あちこちに貼ってあった。
にもかかわらず、
- 入口付近で受付職員にあーでもないこーでもないと延々と詰め寄る老夫婦(ジャマだよ!!)や、
- 市からの接種券を持たず、一言言えば予約が出来ると思って来院したジイさん(オイオイ)、
- 診察室で「アタシずっとここで診てもらってるからワクチン予約できるわよねっ!!」と医師に元気に長々とアピ!のバアさん(待合まで丸聞こえだよ)←「いや~〇〇さんはまだ75歳になってないからもう少しかかりますね~」って医師が一生懸命言ってたけど・・・
等々。
いやちょっと落ち着こうよ老人の皆さん(怒)
ワタシ気分悪くて来院してるのに(ただのヒステリー球なんだけど)、元気な老人のせいですごい待たされてるんだけど・・・。
見苦しいの一言。
「アンタならワクチンなんか打たなくても全っ然大丈夫だよ!」って皮肉の一つも言いたくなるぐらいの押しの強さ。
スーパーのオバハンやってると、各年代で見苦しいのに遭遇するけど、絶対数が多いからなのか、年配者の見苦しさが特に目立つ。
ちょっと考えればワクチンの数には限りがあり、優先順位が高いのは基礎疾患を持ってる人、ということはわかりそうなものなのに。
世間を混乱に陥れるのは、決まって他者に対する想像力の働かない連中だとつくづく感じる。こんな老人にならないように心せねば。