お気楽ミニマルライフ

パートのオバハンがラクな暮らしを追求するブログ

おしゃれの歴史を紐解くと。

おしゃれ文化史 (飛鳥時代から江戸時代まで)

 自分を飾ったりする事には興味が無いオッサンオバハンなのだけど、世の中のオサレ女子が裏側でどんな努力をしているのかには結構興味がある。というか近頃は皆様動画でバンバン培った技術を惜しげもなくご披露しているので、ほうほうとか言いながら時々見たりしている。他人事ながら面白い。(話が脱線するけど元美容部員YouTuber、和田さんチャンネル見てたら、ムスメが和田さんの物真似をする「たすく」の動画を見せてくれて大爆笑!)


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で。

先日NHKのBSでやってた再放送『江戸のリアルウーマン 歌麿が描いた女たちの物語』という番組がなかなか興味深く、古の日本女性のオシャレの歴史を知りたくなった。

(因みにその番組は、喜多川歌麿美人画によく描かれた「難波屋おきた」が語り手となって、当時の女性のファッション事情や心情などをCGを駆使しながら紹介するというもので、江戸時代にあんまり馴染みのないワタシにはなかなか面白かった。「難波屋おきた」は歌麿が度々描いたことで、当時「会いにいけるアイドル」的存在になった浅草寺お茶屋さんの看板娘である。お茶屋さん、儲かっただろうな~)

 右が「難波屋おきた」。このジグソーパズルやってみたいな・・・。

 

そこで図書館で借りてきたのが上に登場した本。(画像クリックでAMAZONへ)

 

字も大きく、一般向けにわかりやすく女性ファッション雑誌的表現で書かれていたのであっという間に読めてしまった。さすが化粧品会社のポーラの研究機関。昔のスキンケア方法からヘアメイクのことまで化粧を中心としたファッション事情を飛鳥時代から江戸時代までを網羅的にまとめてある。絵画資料や写真もふんだんにレイアウトされているので視覚的にもわかりやすかった。

 

個人的には奈良時代までのアクセサリーじゃらじゃらの唐風ファッションがいきなり平安になってアクセサリーがなくなり十二単になったことで、一体どんな背景があったんだろうとずっと不思議に思っていたんだけど、この本を読んでなるほどと思った。あの菅原道真が当時の宇多天皇に「唐は衰退してるから危険な航海してまで行く必要ないですよ」と進言したらしい。ほどなくして唐が滅び遣唐使も廃止になり、中国大陸と疎遠になったようだ。以降、歴史で習った「国風文化」が栄えていったのだそうだ。なるほどそういうことだったのか~。

 

やっぱり読み応えがあるのは資料が割と残っている江戸時代。今の「VOCE」とか「美的」みたいな美容雑誌みたいなのがあったりして(「都風俗化粧伝」)楽しい。売れっ子作家式亭三馬が副業にやっていた小間物問屋・・・現在のドラッグストアで発売した「江戸の水」という化粧水は、ネーミングの差別化と当時珍しいガラス製容器を使用し、巧みなメディア戦略が功を奏して当時の大ヒットコスメになった・・・とか、「今と変わんないやん!」と言いたくなるようなことが江戸時代からあった事にびっくりする。しかし、江戸の水ってネーミング笑っちゃったのはワタシだけだろうか。なんでも化粧下地としておしろいののりが良くなり、ニキビ肌荒れにも効く!って効能がうたわれたらしい・・・。

 

昔も今も、女性が装うことを大事にする気持ちって変わらないんだな。・・・とか思ってたら、昔は平安貴族や武士にも化粧する男性がいたとか。うーん、どんなものか見てみたい。