お気楽ミニマルライフ

パートのオバハンがラクな暮らしを追求するブログ

遠くなった民族衣装

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菱川師宣見返り美人図」



着付けの練習を始めて1週間がたった。1日1回着物への着替えの練習をしている。

 

一番最初は動画を何度も一時停止して手順を踏んだ。まだ動画を確認しながらだけど、20分程度で着られるようになって、正直「拍子抜け」した。あぁそうか、着物って単に「着るもの」なんだよなぁ。昔の日本人はみんな着物で暮らしてたんだから、特別なものでもないんだなぁ、と実感した。ちっちゃい子どもが最初はおぼつかない手つきでボタンを留めたり、袖に腕を通したりしながら段々1人で着替えられるようになるのとおんなじで、要は慣れの問題だったのだ。

 

衣紋がイマイチ抜けてなかったり、裾が広がったり(裾すぼまりがやはりシルエット的にシュッとして良いよね)、襟元がプカプカ浮き気味になったり・・・というのが気になるけど、その辺も着物に慣れて回数重ねればいいや、と思っている。なにせまだ1週間だしね。当分は慣れる期間だ。

 

それにしても、単なる「服」なのに、いつから着物って「特別な衣装」になっちゃったんだろう?以下、ワタシの所感。

 

呉服屋コワイ問題

ムスメの学校の授業か何かで足袋が必要になって、スーパーのテナントで入っているチェーン店の呉服屋に行った時、足袋が欲しいだけなのにやぶから棒に「足袋を穿くなら着物も着なきゃ!」って着物をしつこく売りつけようとするのは「えー!!」だった。急いでる振りして足袋だけ買って逃げ帰ったけど。以降呉服屋に入ったこと無し。こんな店ばかりじゃないだろうけど、非常に印象が悪くなった。

 

着物高い問題

着物を誂えるのは庶民にとってキヨミズジャンプである。

だけど今回初めてリサイクルショップに行って見て、中古ならユニクロや無印で洋服を買うのと同程度のお値段で買えるんだなぁ~と改めて思った。目的と予算で選ぶ事ができるので、いもようかん的には「リサイクルなら気兼ねなく買える」って思った。あと、着物は正絹だけじゃなく、木綿とかウールとかポリエステルのものもある。それなら家庭で洗えるではないか。いずれは普段着用の木綿の着物を仕立てたいなと思ってネットを調べたら、ちょっとやりくりしてお金を貯めれば買えそう。仕立てあがっているものならもう少しお安い。

いくら長く着れるって言ったって、2桁万円の着物なんて買えないし、買えたとしても恐れ多くて着れないし着ていく場所も無い(苦笑)。だってド・庶民だから。

 

着物警察

・・・ってワードがあるのを最近知った。

街で見ず知らずの着物姿の人に、いきなりダメ出しする人の事を言うらしい。着物を着なれた人が親切心で「ちょっと着崩れていますよ、こういう風に直せますよ」と耳打ちしてくれるならありがたい話だが、いきなり「だらしない!」と怒られたり、ダサい格好のオバサンが「アンタの着方オカシイよ!」と的外れな知ったかでマウントしてくるパターンもあると聞く。ワタシ位の年齢になると「あ、そーですか(棒)どうも」で流せるけれど、若い女性がそういうことされた日にゃコワくて当分着物着ようと思わなくなるかも。何でそんな余計なお世話焼くのかな。謎。

 

親がそもそも着物着ない

ウチの亡き母が着物を着たのを殆ど見たことが無い。着物は持っていたけど「箪笥の肥やし」で虫干しもしてなかったから、貰い受けたけどシミだらけで着れない。やむなく市の古布回収に出した。親や親戚から着方を教われないというおうち、多いのだろうか。

 

着付け教室があんまり気軽な感じじゃない

親や親戚など身近な人から教われないとなると、「着付け教室行くか」となるのだが、

  • 月謝高い
  • 形式・格式を重んじるばかりで生活着としての着物の着方を教えてないイメージ(フォーマルとか晴れ着の着方ばっかり、みたいな・・・)

がある。

けれど探すと、着物リサイクルの店や個人でやってる着付け教室が単発で初歩から教えてくれる所が結構あることが今回わかった。勿論YouTubeだってある。

 

シロウトながらに思ったことをツラツラ書いたわけだけど、今回着物に挑戦してみて「何でも難しく考えすぎずにとりあえずやってみるって大事だなぁ」と痛感した。どうもワタシは物事を難しく考えすぎて、慎重になるあまり腰が引けてしまうクセがあるのだけど損なことだ。