生まれて始めて財布を落とした顛末

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使いまわしの写真だが現在使用中の財布(前)

財布を落としてしまった。

 

仕事を終えて、さあ給料をおろすぞ~と郵便局に立ち寄った。が!!!

 

リュックのポケットに入れたはずの財布がないっ!!!血の気が引いた。

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ルートートのリュック。ファスナーポケットが左右にある。

 

あわてて職場に取って返しロッカーを漁ったが、財布の姿はどこにも無かった。

 

朝、駅の改札を財布に入ったSUICAでタッチして通過したわけだから、おそらく駅から職場までの道のどこかで落としたはずだ。職場を出て目を皿のようにしながら下を向いて駅前まで歩いたけれど、当然あるわけも無い。

 

駅前交番にてかくかくしかじかと財布を落としたことを説明。遺失物届けを記入して提出を勧められて従った。仕事とは言え、おまわりさんって大変だよね。財布を落としたショックでついつい聞かれていない事までまくし立てるオバハンに、おまわりさんは嫌な顔一つせずウンウン大変ですねと聞いてくれた。

 

財布を落としたこと自体もショックなんだけど、よりによって給料日に、キャッシュカードやクレジットカードに保険証まで大事なものが一挙に無くなった不安もキツイ。しかも、拾って悪用しようとした人に「ショボイ・・・金入ってねーじゃん・・・」と思われてるかと思うといてもたってもいられなかった。仕方ない・・・家でクレジット止める電話とか銀行にキャッシュカード紛失したって電話をしなきゃなんないし、小銭入れに入ってるのは20円だから・・・歩いて帰ろう・・・4~50分ぐらい歩けば着くだろう・・・と考えながらおまわりさんに挨拶して交番を出て歩き出した。

 

そこでふと、もしや駅で落とした可能性はありやなしや!?・・・と思いついて、駅で改札業務をしてた駅員さんに、財布の届出はなかったかを聞いてみた。多分無いだろう・・・と思いつつ、財布の特徴を伝えると・・・

 

駅員さんは大きなスチール棚の引出しから「これですかねぇ?」と、ビニールに包まれたワタシの財布を出してきてくれた。「そーですっコレですっ!!ありがとうございます~~~!!!!!」と叫んでしまった(恥)。

 

駅員さんは事務的に「じゃあ身分証明になるものを確認させて下さい」と言ったので、「あ、財布の中に保険証が入ってます」と答えると呆れ気味に、「いやぁ、落とした財布の中の物では証明になりませんので顔写真付の社員証とかないですか?」と言われてしまった(恥恥)。仕事帰りだったのが幸運。社員証見せたら財布が手元に戻ってきた。

 

こうして何とか事なきを得て、オットの口座に入金する用事を済ませることができ、グッタリ疲れて帰宅。

 

で、何故財布を落としたのだろうか?

 

リュックのポケットは左右どちらのファスナーからも出し入れが出来るような構造。右のファスナー開けて財布を入れたのに左のファスナーが開けっ放しになっていて、何かの拍子に落ちてしまったようだ。マヌケである。

 

財布を拾って届けて下さった方、どなたか存じませんがありがとうございます。そして駅員さんにおまわりさん、お騒がせしました。