勝間和代さんの著書を読んで、憧れを募らせてホットクックを購入したのだけれど、この度手放すことに決めた。
ホットクックは何も悪くない。
自分(とワガヤ)のライフスタイルに合わないということが見越せなかったワタシが浅はかだった。
火を使わずに済むので台所を離れて別のことが出来るというのは大きなメリットではあった。実際ホットクックで豚汁作りつつ入浴とか、寝てる間にポトフを仕込んだり、というのも数回やった。ゆで卵も茹でたし野菜を蒸してみたり、発酵メニューでヨーグルトを作ったりもした。お子さんのいるご家庭や、料理の出来ない旦那さんのいるご家庭では重宝すると思う。
が!
ウチのオットはホットクックで作った料理に対して食いつきが悪かった。マズイのかと聞いたらそんなことはないと言うのだけれど。ガス火で作った炒め物や味噌汁は食べるので、きっと彼の中では何かが違ったのだろう。オットも料理をするけれど、結局彼がホットクックを使うことはなかった。エンジニアだから取説をナナメ読みすれば使いこなせるはずなのだが、ただの1度もオットがホットクックに手を触れることはなかった。
さらに、ほぼ夫婦二人暮らしになりいわゆる「弧食」になったので、小さい鍋やフライパンでチャチャっと作る方が無駄がないのだ。せっかく買ったのだから、とあれこれやってはみたけれど、オットはあまり食べてくれず、大量に残ったものをガッカリしながら何日も食べ続けるのは本当にツライ。
明日、念入りに手入れをして箱にしまって、リサイクルショップに持っていく。
週5でほぼフルタイム勤務だった時には本当にその存在自体が心強かったなぁ。