ワガヤが経済的に厳しい状況から抜け出せないのは何故か?その4

その1からその3まで長々と引っ張ってしまったが、一言でまとめると、

 

「お人好しは人間関係で損するだけでなく、経済的損失をも生む」

 

ということだ。

 

相手が誰であろうが、出来ないことは「出来ない」、やりたくないことは「やりたくない」と言う自由はあると思う。お互い話し合い、譲歩しながら落とし所を見つけられる関係性がベストだが、残念ながらそれができない相手もいる。まさにオットの女兄妹たちなんかはそうだ。

 

そんなわけでワレワレ夫婦は「お人好し」からの脱却を目指すことにした。というか、そうせざるを得ない所まできてしまっているのだ、経済的に。

 

オットはオットで女兄妹たちとは連絡を絶ってしまった。

これは別の事案も絡んでおり弁護士を間に挟んでのやりとりをするような間柄になってしまったからなのだが、ワタシ個人的には非常にスッキリしている。オットに対して事あるごとに「アナタは長男だから」と経済負担と面倒なことを押し付けるような人たちと親戚づきあいしなくても良くなって、心がざわつくことが激減し、ありがたい。オットの両親が亡くなって以来「何でオットばっかりお金の負担しなきゃいけないんだ?」と思う場面が多かったし。

 

ワタシも家族の生活を守る為に、言うべき所は言うという姿勢が必要だったが、周りに自分がどう思われるかを気にし過ぎてしまっていた。振り返れば、オットの女兄弟にはいつも違和感を感じていたけれど、波風立てたくないからいつも作り笑いで接していた。妙なガマンをしなければよかったと思う。

 

見た目童顔細身の優男であるオットは、「今後は他人に舐められないように」と身体を鍛え始めた。本当は一旦怒らせると相当強烈な雰囲気をまとい、理路整然と手厳しく相手を批判、攻撃するタイプである。身体を鍛えたらそもそも舐められず、余計な争いごとを遠ざけることが出来るということらしい。

 

ワタシは「こっちがこう言ったら相手にどう思われるかな」と結構気にし過ぎて、最終的には「こっちが何も言わなければ平和だし、黙ってるか」という選択肢を選びがちだ。そこを変えていかないと、「ワタシの人生なんだったんだ?」となってしまう。そこを変えていかないとな、と思っている。さしあたって、「NO」と言う訓練が必要だろう。

 

多分それがワタシの今の課題なんだろうな。