遅ればせながら「ボヘミアン・ラプソディ」観た

はるか昔、ロック少女だったのでQueenは当然聴いたことあったけど、その本当の良さをわかるようになったのは大人になってからだったように思う。

 

で、「ボヘミアン・ラプソディ」は公開当初から観たいみたいと思っていたんだけど、最近人混み苦手でねぇ・・・。映画館にしり込みしちゃうんだよね。。

 

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しかし!

これは映画館で観るべき映画だね!

残念ながら家でケーブルテレビの配信でまったり観たんだけど、クライマックスのLIVE AIDのシーンは圧巻で、映画館にしり込みしてた自分のバカー!と後悔したよ・・・。

 

Queenの音楽とフレディ・マーキュリーの死因は知ってはいたけど、バンドの歩みやフレディの感じていた孤独や愛情への渇望はこの映画で知った。

 

そしてメアリーとの絆。

一度は結婚するも、生涯のパートナーとはならなかった彼女。けれど彼女はフレディを見守り続けてるんだよねぇ。当時LGBTへの理解も進んでなかったろうに、フレディ本人もさることながら、メアリーとしても伴侶に選んだ人物がバイセクシャルだなんてショックだったろう。だけどフレディを見守り続けているってスゴイなぁと思った。

 

Queenの音楽って今聴いても色あせない。ポップな曲、メロディアスな曲、力強いアンセム・・・バラエティに富んでいながら間違いなく「これはQueen!」っていう個性が満ち溢れてる。 映画では聴きたい曲が余す所なく聴けたし、観て良かったなぁ。

 

それにしても。

ラミ・マレック(Mr.Robotっていうドラマのくらぁーい天才ハッカー役のイメージが強かった)のフレディってどうなの?って思ってたんだけど、彼のフレディ素晴らしかった!歯が気になって仕方なかったけど〜w

ワガヤが経済的に厳しい状況から抜け出せないのは何故か?その4

その1からその3まで長々と引っ張ってしまったが、一言でまとめると、

 

「お人好しは人間関係で損するだけでなく、経済的損失をも生む」

 

ということだ。

 

相手が誰であろうが、出来ないことは「出来ない」、やりたくないことは「やりたくない」と言う自由はあると思う。お互い話し合い、譲歩しながら落とし所を見つけられる関係性がベストだが、残念ながらそれができない相手もいる。まさにオットの女兄妹たちなんかはそうだ。

 

そんなわけでワレワレ夫婦は「お人好し」からの脱却を目指すことにした。というか、そうせざるを得ない所まできてしまっているのだ、経済的に。

 

オットはオットで女兄妹たちとは連絡を絶ってしまった。

これは別の事案も絡んでおり弁護士を間に挟んでのやりとりをするような間柄になってしまったからなのだが、ワタシ個人的には非常にスッキリしている。オットに対して事あるごとに「アナタは長男だから」と経済負担と面倒なことを押し付けるような人たちと親戚づきあいしなくても良くなって、心がざわつくことが激減し、ありがたい。オットの両親が亡くなって以来「何でオットばっかりお金の負担しなきゃいけないんだ?」と思う場面が多かったし。

 

ワタシも家族の生活を守る為に、言うべき所は言うという姿勢が必要だったが、周りに自分がどう思われるかを気にし過ぎてしまっていた。振り返れば、オットの女兄弟にはいつも違和感を感じていたけれど、波風立てたくないからいつも作り笑いで接していた。妙なガマンをしなければよかったと思う。

 

見た目童顔細身の優男であるオットは、「今後は他人に舐められないように」と身体を鍛え始めた。本当は一旦怒らせると相当強烈な雰囲気をまとい、理路整然と手厳しく相手を批判、攻撃するタイプである。身体を鍛えたらそもそも舐められず、余計な争いごとを遠ざけることが出来るということらしい。

 

ワタシは「こっちがこう言ったら相手にどう思われるかな」と結構気にし過ぎて、最終的には「こっちが何も言わなければ平和だし、黙ってるか」という選択肢を選びがちだ。そこを変えていかないと、「ワタシの人生なんだったんだ?」となってしまう。そこを変えていかないとな、と思っている。さしあたって、「NO」と言う訓練が必要だろう。

 

多分それがワタシの今の課題なんだろうな。

 

ワガヤが経済的に厳しい状況から抜け出せないのは何故か?その3

前記事で「はっきり意思表示をしないとどういう顛末を迎えるか」ということを、オットの弟の葬儀のエピソードを絡めて書いた。

 

なにも親戚づきあいの話に限ったことではない。

仕事の場でも、家庭内でも、ついつい「イエスマン」になってしまいがちなのがお人好しである。

 

子どもと言うのは親のそういう態度を良く見ている。

 

親に似てお人好しな子も育つだろうし、親に付け入り利用する子も出てくるだろう。残念ながらウチのムスメは後者である。

 

大学進学にあたって彼女は奨学金を借りた。借りたが・・・ワザと借りる予定金額を下げた。当然生活費が足りなくなる。

 

最近お金が足りないと無心することが多いのでよくよく聞いたら上記のような答えが返ってきた。将来奨学金を払える自信がない、と言ったが、要は自己責任を負いたくないのである(とワタシ達夫婦は解釈している)。そして、親が何とかしてくれるし、そうあるべきだと思っているフシがある。おそらく周囲の友達は親が費用を出してくれている子が多いのだろう。

 

散々親戚や兄妹に煮え湯を飲まされてきたウチのオット、もうひねり出せるお金はない。ワタシのパート代も殆ど生活費だが、どうもムスメはワタシのパート代をあてにしているようである。

 

こうなってしまったのも、ワタシ達がマジメにムスメの将来を想い、やりたいようにやらせてしまったツケが今、きているんだと思う。私立の女子高に進学したいと言えば無理して家庭教師をつけた。部活の費用や遠征なども出し続けた。専門学校への進学、大学進学・・・親としては、ムスメを一人前にする為という思いがあったが、正直もうこれ以上のことはしてやれない。

 

今後どうするかはムスメに決めさせる。もう二十歳なんだし。お金のない家に育っても、勉強する人は何とかして勉強するもんだ。一旦就職しても通信制大学と言う手だってあるし。

 

一人娘だからと甘やかすつもりはなかったが、結果的にそうなってしまった。

お人好しは子育てにも悪影響である。

子どもに対しても時に断固たるNOが必要だったという反省文である。

ワガヤが経済的に厳しい状況から抜け出せないのは何故か?その2 

ワガヤが経済的に厳しい原因は夫婦揃ってお人好しだから、ということを前記事で親戚女性とのエピソードを交えながら書いた。

 

お人好しな人間は、基本的にはマジメで親切で素直で優しく善良でおとなしい

 

反面、はっきり断ることが苦手なので、いいように利用され、嫌な仕事を押し付けられ、疲弊してしまう。

 

それだけじゃない。経済的損失もある。

 

5年前、オットの弟が亡くなった。

幼少の頃から体が弱く、精神発達遅滞もあり、施設や病院を転々としてきたから知り合いや友人もわずかで、オットとしては対外的に大掛かりな葬儀をするつもりは無かった。弟は保険にも入れなかったし、障がい者手当てからの蓄えがわずかにあるだけだったし。なので家族や親戚だけで1日葬でささやかに見送ろうとオットは準備をしたが、しきたり重視の親戚のおばさんに強硬に反対され、渋々ごく普通に通夜と葬儀を行った。

 

さてその費用をどうするかという話。

 

オットの姉Aも妹Bも、長男であるオットが払うのが当たり前という態度。

兄妹で出し合おうと言う話は一切無かったらしい。

親戚のおばさんに対して「いやいや大掛かりなお葬式するお金なんか無い」と言うでもなく。(まあウチのオットも逆らえなかったが)

むしろオット姉・オット妹ともに、じわじわと外堀を埋めていくかのごとく、「ああ、〇〇(ウチのオット)はやっぱり△△(亡くなった弟)のことを大事に思ってたんだねぇ」とか「やっぱりこういう時は男手があるってありがたいよねぇ」などと、費用負担させるように、オットが断れないように仕向けてきた。オット姉は「私もここに帰省して来る費用がかかるし・・・」と言い、オット妹は「△△の面倒見てきたし、両親の面倒も見てきてお金ない」んだそーだ。だったらせめてオットに対し、「葬儀の費用負担してくれてありがとう、ごめんね」ぐらいの言葉があっても良さそうなもんだが、そういう言葉がけは一切なかったそうだ。

 

オットの両親は既に亡く、長男と言うことでオットが喪主を勤め、葬儀費用のローンは結局オットが負う事になった。

 

体調が悪くてパートを休み、自宅で療養・留守番してたワタシはローンの話聞いてビックリ、ガックリ。当時、オットの両親が数年のうちに相次いで病を得て亡くなっていって、その度に家族で帰省。帰省費用貧乏状態でさらなるローンを抱えて、ムスメは教育費のかかるお年頃(私立の女子高に入学したばかりの時期だった)。せめてワタシが物申しておけば良かったと思うも後の祭りである。

 

葬儀ローンは2年程で払い終わった。

 

マジメで親切で素直で優しく善良だと、厚かましい連中に付け入られ、利用されるということの典型例だ。

 

「お人好しねぇ~」と言われるということは、「バカねぇ~」と同義語で、決して褒め言葉ではないのだ。

ワガヤが経済的に厳しい状況から抜け出せないのは何故か?その1

よそんちの経済状況の話なんかどーでもいいよな、とは思うけど、もしかしたら誰かの役に立つ話かもしれないし、自分の為の覚え書きという意味でも書いておくことにした。そして自分を変えるキッカケにしたい。

 

ワガヤが経済的に厳しい状況から抜け出せないのは何故か

 

それは

 

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嬉しい言葉のプレゼント

今週のお題「おかあさん」

 

本日2度目の更新。

今日は母の日である。

 

親孝行したくても既に実母は鬼籍の人だ。姑様も同様。

 

母の日のプレゼントを何にしようかというのも悩ましくとも楽しい。だけど日頃から事あるごとに「ありがとう」を伝えておけばよかったな、とつくづく思う。

 

一方、ワタシも一応母親の端くれである。ムスメからラインで「産んでくれてありがとう」ときたのにはびっくり。そんな風に言ってくれるなんて嬉しい。

 

「こちらこそあなたの成長を見せてくれてありがとう」と返信した。いつものような素っ気ないやり取りだったけど、彼女なりの気遣いを感じた。

 

今までで一番嬉しい母の日だった。

 

理想の部屋は北欧風?!

北欧のインテリアやら食器の流行が定着しているようだが、ワタシにはとんとご縁が無い。あ、でもIKEAは行った事ある!(ミートボール食べに・・・)

 

ステキだなーとは思う。北欧のインテリアとか食器とか。しかし自分の生活にそれが必要かって言われたら、そこまでのコダワリはない。

 

が!!

ある時北欧ノルウェーの刑務所をテレビで見かけて、「こ、これは・・・!」と衝撃を受けた。

 

「フツウのビジネスホテルじゃないのか・・・?」

 

↓これ

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ええなぁ~。独り身ならコレで十分暮らせる。ちなみに各部屋ちゃんとバストイレ付らしい。

 

見たところ、クローゼットらしきものもあるようだから、私物はここに入るだろう。こういうコンパクトな部屋なら掃除もそんなに大変じゃないし、明るいし、独り身ならこんな感じの部屋いいんじゃないかな~!

 

それにしてもアメリカ映画やドラマで見るオソロシゲな刑務所や、部屋にいきなりトイレや簡易洗面台がしつらえてある、イメージカラー濃灰色な日本の刑務所とは大違い。

 

ノルウェーの囚人達はこういう独房に暮らし、散歩を楽しんだり読書をしたり共同キッチンで料理をしたりもする。ある程度の自由を確保した上で隔離して、自分の罪に対して内省を促す・・・ということなんだろうか。よくわからんけど更正へのプロセスの考え方が根本的に違うんだろうな。

 

あ、脱線したが。

こんなことを書いていることからも分かる通り、ワタシの理想の部屋は、

  • シンプル
  • 機能的
  • 明るい
  • あんまり広くない
  • 掃除しやすい

という感じなので、今の2DK借り上げ社宅(賃貸マンション)にもおおむね満足している。

 

以前オットが単身赴任時に住んでたレ〇パレスも、キッチンがしょぼいこととカーペット敷き以外は案外いいんじゃないかと思ったぐらい。しかし2年近く住んだオットは「壁が薄い」と言っていた。

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タワーマンションをボコボコ建てるより、4人家族を想定した戸建住宅を漫然と建て続けるより、今後もっと増えるであろう単身者や少人数世帯が維持管理しやすく住みやすい住居や街づくりが必要なんじゃないかなーと思う。